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日本産業衛生学会は約9,000人の会員からなる学会で、産業保健分野で最大の規模をほこります。その中での関東地方会は約4,000人規模で、学会の中での最大のブロックです。会員は、医師、保健師、看護師、歯科医師、衛生管理者、心理士、栄養士、人事担当者など多職種から構成される学際団体です。まさに、チームで進める産業保健を表しています。
産業保健は働く人の健康と安全を支える分野です。現在、労働現場は速いスピードで大きく変化しています。少子高齢化から減少する労働力を補うために、多様な労働者による多様な働き方が進んでいます。従来の一斉に定時間、同じ場所で働くという形態から、自由な時間にいろいろな場所で働くことができるようになりました。また、AIやDX化の台頭も目覚ましく、それらと人との融合も課題になっています。
このような状況から、産業保健は社会情勢やニーズを見極めながら極めて柔軟な対応が求められる時代になりました。
一方、労働安全衛生法は施行から50年を過ぎましたが、労働者数50人未満の事業場の労働者やフリーランスの労働者など、産業保健サービスが届いていない労働者も多く存在し、この法律で安全衛生をカバーできていない現状があります。
日本産業衛生学会関東地方会では、これらの健康問題に対して、会員の英知を結集して、社会へのメッセージが提言できるよう、活発に研究発表や意見交換を進める場にしたいと思います。また、会員間のネットワークづくりも推進してまいります。関東地方会会員の皆様の活動の拠りどころになるような地方会活動になるよう運営してまいりますので、ご理解ご協力をお願いします。
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